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備忘録的な技術系ブログです。組み込み、ガジェットなどなどについて書いていきます。

心配性な人向けタイ旅行ガイド【気をつけたいこと編】

タイに行きたい

そう思っても、慎重で心配性な人間はなかなか一歩が踏み出せないものです•••。
他の方の海外でのアグレッシブな体験記を読んで尻込んでしまってはいないでしょうか?
そんな方向けに、同じく心配性でビビりで引きこもり体質な私のタイ旅行での経験と知見を共有致します。
ちょっと長くなりそうなので、まず旅行において気をつけたこと、交通事情について書きます。

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前提

心配性の方が海外旅行で気にする点は、大体次の3つだと思います。
  • 安心
  • 安全
  • 快適
  • 楽しい・美味しい!
私はこの3つを重視して旅行プランを組みました。"海外で人生で一度きりの貴重な(危険とも言う)経験をしたい‼︎‼︎"といことを重視する方にはあまりおすすめできないかもしれないです。
それでも、主要な観光地は巡られて、うまいものも沢山食べて、タイの雰囲気を存分に味わえたことは確実です。
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気をつけること

海外旅行する上では当たり前とも言えますが、以下の点に気をつけ、きっちり対策を立てておきましょう!
  1. スリ・盗難
  2. ぼったくり・詐欺まがい
  3. 夜道・人通りのない道の通行
  4. 食あたり・病気
ぼったくり
タイで一番気をつけるのがぼったくりでしょう。多少ぼったくられるのは旅行者のさだめと諦めた方が面倒でなくて良いです。(もちろん理不尽なものには言葉が通じずとも必ず抗議しましょう!)
今回の記事についても、ほとんどぼったくり関連です笑。
それ以外は気をつけていれば、それほど危険を感じることは少ないと思います。
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食当たり・病気
食あたりについては、食べ物が基本的に辛いので、お腹が敏感な人はなかなかつらいかも•••ただ私の印象としては、観光客が良く行くようなお店の味は、大体辛さが控えめな印象でした。日本の本格的タイ料理のほうが辛かったと思うぐらいです。ただ間違いなく美味しかったです。
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盗難・夜道
治安については、タイのバンコクの中心部はかなり都会でしかも遅くまで屋台も出ており人出もあるため、夜に特別危険を感じることは少ないと思います。
•••というより、タイの観光客は夜遊びに来ている人も多いですしね笑
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タイの人の国民性?気質?(超主観的)

タイの方は商売人気質だなーと感じました。いたるところで露店が出現し、どこでもバザー状態です。そんな商売人気質が観光客を見逃すはずがありません。ぼったくりだって、観光客がお金を出してくれるから発生している、自然な市場原理とも言えるのではないでしょうか。(?)
ある程度は市場に貢献しているとも思って諦めたほうが良いかもです。
露店での値切りはほとんど成功しません。かなり粘らないと無理ですし、大体が適正価格かなーという感じです。
(観光地は別です。いわゆる観光地価格で、水も食べ物も割高です。ここも絶対に値切りは通用しないです)

接客などは場所によりますが、やはり"微笑みの国"と言われるだけあって、印象のいい人達が多いです。
特にスーパーや大きなショッピングモールは日本と遜色ありません。
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交通手段

タイといえばトゥクトゥク!どんなガイドブックにも書いてありますが、同時にぼったくりも大体言及されています。
私はビビりなので乗りませんでした!
トゥクトゥクは当たり前ですがクーラーも効かず、かつ余りにも開放的なのでもともと利用は控えようと思ってました。値段交渉も面倒くさいですし、観光地付近(特に王宮近く)は目的地とは別のとこに連れてかれることも多いそうです•••

タクシー
トゥクトゥク以外にもタクシーがかなり走っているので、それなりに距離がある場合はタクシーのほうが快適です。ただし、メーター式のタクシーもたまにぼったくってきます笑😂
まあ、ぼったくられたところで日本基準で言えば格安ですが、あんまり気分は良くないですよね。
タクシーは交渉式とメーター式があり、メーター式は"METER TAXI"と書いてあります。交渉式は基本ぼったくられるのでメーター式を捕まえましょう。ただし、メーター式でもメーター動かさずに交渉してくる人もいて、もちろんぼったくりです笑
そして気をつけることは、乗る前に助手席ドア側から運転手に行き先を告げることです。運転手がOKと言ったら乗ります。少し距離があると、割と断られます。
まあ、これは日本以外なら結構あることで、現地の人たちも自分たちの目的地に連れて行ってくれるタクシーを何台も順番に尋ねて探してました。

高架鉄道(BTS)と地下鉄(MRT)と鉄道
私の移動手段はもっぱらこれでした。
エアコンが効いていますし(効きすぎて超寒い)、何より安全に確実に移動できます。
ただ、やはりアクセスできる場所が限られるので、タクシーと組み合わせると快適です。

バンコク市内のホテル選びの際は必ず近くにBTSの駅があるかどうか確認しましょう!できれば徒歩2〜5分圏内がいいです。疲れて荷物いっぱいでもBTSですぐにホテルに帰れるとすごく楽です。
料金については結構割高です。BTSは5駅ぐらい向こうに行くだけで25Bぐらいとられます。トゥクトゥクやタクシーの相場から考えると高めです。

鉄道はアユタヤに行く場合にオススメです!観光客はみなさん結構バスでアクセスしていますが、バスはバンコクへの帰りの時間が早く(確か16:00ぐらいが最終?)、あまりゆっくりアユタヤ遺跡の観光ができません。
電車ならば、バンコク駅行きが20:00ぐらいまであるので安心です。
ただ2等席はかなり乗り心地が悪いです。どのくらいかと言うと、ノートに文字が全く書けないぐらい揺れます。しかもエアコン無しで1時間半以上かかるので結構しんどいです。ただ料金は激安(確か75Bぐらい?)です。
1等車だと、エアコンも効いて、しかも車両自体の作りが違うので揺れも全くなく、シートもゆったりで快適です。ただし、料金はかなり高いです。(確か700Bぐらい?2等車の10倍程度で、タイの格差というか所得差を感じさせます。)
ですので、私は行きの元気なうちは2等車、帰りは1等車を利用しました。帰りにぐっすり眠れるので、かなり快適でした。

バス

バスは全然使いませんでした!行き先は全てタイ語で書かれてますし、時間も不定期で正直どこにいつまでに着くのか不安過ぎました

心配性ならば長距離の移動で仕方なく乗る以外は避けた方が良いかもです。もしバスや車でしかアクセスできない観光地へ行く場合は、バスツアーをお勧めします。


バスツアー

タイは広いです。そして鉄道網は余り充実していません。
バンコク近傍の観光地を訪れる場合、アユタヤは鉄道でアクセスできますが、水上マーケットやパタヤなどは、車でなければアクセスが難しいです。
そこでバスツアーです。
費用は結構割高ですが、バスツアーが用意してくれるミニバンでの移動は、正直タイでの移動手段の中で一番快適でした。あとは任せておいても確実に目的地に着きますし、寝てても起こして案内までしてくれますしね!笑

まとめ

以上、タイでの経験から言えることを連ねてみましたがどうでしょうか?

日本では当たり前なことが海外ではほとんど通用しないので、初めての海外旅行の方は戸惑うことが多いと思います。
特に心配性な方は、他のアグレッシブな海外体験記を読んで尻込んでしまう方も多いと思います。

ですが、気をつけていて、なおかつ情報さえ持っていれば、危険で不快な目にはなかなか会わないので安心して海外旅行を楽しみましょう!